保育士が転職するきっかけは?人間関係、結婚など【体験談】

保育士が転職するきっかけや転職方法まとめ

毎日子どもとかかわり、子どもたちの成長を感じることができる保育士の仕事。

しかし、突然「転職したいかも」という瞬間(きっかけ)は誰しもに訪れます。

私の体験談や、転職する際にどう行動すべきか。

色々と考えてみたので、ぜひご参照ください。

転職理由の多くは「人間関係」「収入関係」

さて、まずは業界全体の転職理由を知っておきましょう。

ズバリ、それは「人間関係」「収入関係」です。

  • 年収が少ない
  • 同僚と性格が合わない
  • 上司と性格や考え方が合わない
  • 顧客(利用者)とのトラブル

収入で転職する方の多くは、自分の収入が「業界の平均より少ない」事を知ることがきっかけとなる場合が多いようです。

ちなみに、保育業界の収入平均は以下補足情報をご参照ください↓

保育士の平均収入


内閣府や厚生労働省など公的機関の資料から、保育所の保育士さんの平均収入をご紹介します。

公立の保育所

職種公立
 常勤非常勤
施設長632,982円
推定年収:7,595,784円
主任保育士561,725円
推定年収:6,740,700円
257,531円
推定年収:3,090,372円
保育士303,113円
推定年収:3,637,356円
162,859円
推定年収:1,954,308円
保育補助者
(資格を有していない者)
148,720円
推定年収:1,784,640円
149,238円
推定年収:1,790,856円

私立の保育所

職種私立
 常勤非常勤
施設長565,895円
推定年収:6,790,740円
536,146円
推定年収:6,433,752円
主任保育士422,966円
推定年収:5,075,592円
344,103円
推定年収:4,129,236円
保育士301,823円
推定年収:3,621,876円
187,816円
推定年収:2,253,792円
保育補助者
(資格を有していない者)
223,584円
推定年収:2,683,008円
168,561円
推定年収:1,998,732円

※地域によって差があります
参考:令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果

また、収入の他にも、人と人の間で何かしらのトラブルが起こることによって転職に至るケースも多いのが実情です。

常勤の保育士の離職率


保育士さんの離職率の参考データをご紹介します。

常勤保育士320,196人
離職者32,823人
離職率10.3%

引用元:「保育士等確保対策検討会」の第3回会議の公開資料である「保育士等における現状」のレポート

やはり「給料に不満がある」という理由で転職する人が多いようですね。

また、保育業界には女性が多いので、次のような転職理由も多いです。

  • 結婚
  • 育児
  • 出産

こういった特徴は、保育業界全体の平均年齢にも現れています。

保育士の平均年齢


保育士全体の平均年齢は34.8歳です。(厚生労働省のデータ参照)

内訳は、20代が32.0%、30代が25.3%、40代が19.9%、50代以上が22.9%という感じ。

結婚をきっかけに退職する人も多いので、業界全体の平均と比較すると平均年齢は若いと思います。

これらが一般的な転職の「きっかけ」ですが、実際には「転職のきっかけ」はケースバイケース。

いくつかの要素が同時にきっかけになる場合も。

当サイトに寄せられたいくつかの転職体験や、私の転職経験をご紹介しながら、この点について掘り下げて理解していきましょう。

私の転職体験談

私が転職を考えたきっかけ

私は仕事が趣味といえるほど、仕事仕事の毎日でした。

そして、毎日かわいい子どもたちと関わることに充実感を感じていましたし、目の前の仕事を一生懸命こなすことに精いっぱいで転職なんて思いもしませんでした。

自分が頑張った分、保育に還元されていくのを感じることで充実感を得ていたのです。

そんな私が転職を考えたきっかけは、結婚して自分の生活が大きく変化した時でした。

結婚で変わったこと

結婚後は、これまで以上に家事もやらなくてはいけなくなりました。

そして、将来的には子どもを持つことも現実的に考え始めた時期でした。

夫は仕事に理解を示してくれていましたが、さすがに出産後は子どものこともやらなくてはいけません。

わたし

このままでは妊娠して出産しても、子育てと仕事の両立ができないだろう。

どうしよう..。

悩みながら過ごしていた日々。

そんな時、次年度の担任決めで5歳児を担当することになりました。

わたし

この子たちが卒園するタイミングで私もこの保育園を退職し、生活スタイルに合ったところに転職しよう

卒園によって子どもたちの成長を見守るという一つの区切りがあるので、私も気持ちの区切りをつけることができました。

卒園式では私も同時に保育園を卒園する思いになり、園児たちより大泣きしていたのは、良い思い出です


ささき
(管理人)

このサイトでは、転職時に役立つ転職サイトをランキング形式で掲載中。

管理人が転職する時に検索魔と化し情報を調べまくった日々の集大成なので、自信を持ってオススメします笑。

ぜひ、ご覧ください!


転職サイト一覧


当サイトに寄せられた皆様の転職きっかけ

当サイトに寄せられたいくつかの転職体験談を3つご紹介します。

皆さん、様々な事がきっかけになり転職を検討することになるのですね。

1.給料の低さがきっかけで転職したAさん

クラスリーダーなど責任者としての立場が重くなり、ほぼ毎日30分程度の残業は当たり前、家に持ち帰りの仕事もあり多忙でした。

一方で、手取りの給料はどんどん少なくなり3年目の手取りが14万を切ってしまいました。

思い入れもありましたが、「さすがに限界だな..」と感じて転職することにしました。

2.結婚がきっかけで転職したBさん

転職のきっかけとなったのは「結婚」です。

前述の通り、結婚をした後も働き続けるのは難しい職場(環境)だったため、結婚を気に転職しようと考えたことが転職への一歩でした。

3.パワハラがきっかけで転職したCさん

仕事量の多さに嫌気がさしていたものの、それでも周囲の仲間に迷惑はかけられないと頑張って仕事に励んでいました。

しかし、そんな私にも限界はありました。

特に耐えられなかったのは園長のパワハラで、しかも園長1人ではなく、園長の家族からも色々とプレッシャーをかけられてきました。

私が働いていた認可園の向かい側に園長先生の家族が運営する認可外の園があったため、園長一家がそれぞれ行き来する環境だったのです。

自分が就職したわけでもない園長の息子(つまり上司ではない)から高圧的に仕事を押し付けられることもありました。

そのうち、失敗を押し付けられたり、担任をしているのに雑用に駆り出されることが増えていて…

最後は「もう続けられません!」とキレ気味で言い放って退職・転職することを決意しました。

さいごに~これから転職される方へ~

女性は結婚、妊娠、出産、子育てなど、人生のイベントが盛りだくさん。

「子育て」という括りの中においても、子どもが未就学児、小学生、中学生と成長する中で生活には大きな変化があります。

変化をするその環境で仕事を続けられるのか、立ち止まって転職を考えるのか。

その一つ一つが転職を考えるきっかけになると同時に、ベストな転職タイミングとも言えます。

今の職場で子育てやお給料などの悩みを抱えている方は、ぜひそういったタイミングを見逃さず、前向きに転職を検討してほしいと思います。

また、保育専門の求人・転職サイトに登録するなど、使えるものは何でも使い倒しましょう。

自信を持って、積極的な姿勢で転職活動に取り組んでください。

転職にはハロワとエージェントを活用しよう

転職する際はハローワークだけでなく、保育業界に特化した転職エージェントも活用してみましょう。

基本が「ハローワーク」、そして非公開求人や具体的なサポートは「転職エージェント」という具合に使い分けるとスマートです。

私はこの転職方法でうまくいきました。

保育の求人媒体の種類について

たくさんある求人媒体のそれぞれの特徴をざっくりとまとめてみました。

総合求人サイト
  • 転職を考えるすべての人
  • キーワード検索があるので、ある程度条件が絞られている人
転職エージェント
  • 転職の方向性に迷い、キャリアの相談に乗って欲しい人
  • 高度なキャリアがあり、非公開の求人情報を知りたい人
求人誌・求人チラシ
  • 勤務地を意識した転職活動をしたい人
転職イベント
  • 一度に、たくさんの企業研究がしたい人
  • 希望の企業を決める際、社員と直接話をして決めたい人
ハローワーク
  • 勤務地(地域)を意識した転職活動をしたい人
  • Uターンなどで、地域に密着した企業ではたらきたい人

(参考:森本 千賀子「マンガでわかる 成功する転職」)

管理人のおすすめは再就職、転職エージェントです。

同業種の転職にも、他業種をチャレンジする場合にも気軽に活用でき、利用料金も無料です。

さらに、ハローワークでは出会えない「非公開求人」を取り扱っているエージェントを活用すれば、転職できる企業の幅が大きく広がります。

これと「総合求人サイト」を組み合わせるのもおすすめ。いずれもウェブ上で効率よく転職活動を進めることが可能なので、相性が良いです。

保育の再就職、転職サイトランキング


今回は以上です。

みなさんの保育士ライフがますます素敵になることを祈っています。

就職・転職すべき人、しない方が良い人の特徴

まずは、自分が今すぐ就職・転職すべきかどうかを客観的に判断してみましょう。

転職した方が良いのはこんな人

以下のような方は今すぐ就職・転職した方が良いと思います。

  1. 人間関係で悩んでいる(上司からのパワハラなど含む)
  2. 長時間労働がひどい
  3. お給料が足りない
  4. 経営状態が悪く、5年後存続していない可能性がある

特に「人間関係に悩んでいる」という方は多いですね。

また、①~③はいずれもブラック企業の特徴でもあるのです。

事態が今よりも深刻化する前に手を打っていきましょう。

再就職、転職しない方が良いのはこんな人

逆に、次の3つに当てはまる方は、今すぐ就職・転職しなくても良いと思います。

  1. 就職後1か月目など、まだ就職して間もない人
  2. 仕事内容、年収、福利厚生、休日、環境、勤務地、労働時間など自分の条件を全てを満たしてくれる会社を求めている人
    そんな仕事は本当に稀です。
  3. なんとなく再就職、転職しようと思っている人(転職してどうなりたいか、明確な目的を持つべきです)

転職する方向けに参考資料をご用意しました↓

参考資料:「転職」で収入は増えるか?

ちなみに、こちらは政府統計をグラフ化したものです。

転職後の収入増減率
厚生労働省 政府統計 平成27年転職者実態調査の概況より

「給料を上げたい!」と思っても、全年齢を平均すると40%ほどの成功率※となります。

思ったよりも厳しいと感じる方も多いのではないでしょうか?

これが『転職すれば給料は増える』と安易に考えることは危険だと言われる理由です。

闇雲に就活・転職をすることはリスクです。

再就職、転職サイトを利用してプロのサポートを受けたり、求人を厳選し、リスクを最大限に回避した転職を目指しましょう。

15~19歳の場合は66.4%の確率で収入が増加。