保育士が転職して良くなった3つのこと。我慢したら損かも。

私が転職して良かった!と思った事をまとめました

こんにちは!

私は保育士として1度転職を経験しました。

この記事では、転職して良かった事、悪かった事をできるだけリアルに書いてみたいと思います。

現在転職を考えている保育士さんや、これから保育業界に入ろうとしている方は、ぜひご参照ください。

転職前の保育園のこと

私が以前勤めていた保育園は、埼玉県にある企業運営の小規模保育園でした。

子どもの人数が20人以下で、求人情報をみた時の印象は『ほのぼのしていそうだな』でした。

HPで保育園の写真を見た時も、子どもたちが穏やかな表情で写っていたので、ここで働けたら平穏な保育士生活を送れるだろうなと思っていました。

けれども、現実は違っていました。

入社して最初に驚いたのはお給料の低さでした。

こんな感じ↓です。

月収年間ボーナス年収
17万円20万円約220万円

基本給が10万円以下、そこに資格手当やらをつけて額面で17万円ほど、手取りにすると14万円を下回っていました

ボーナスは年2回ありましたが、基本給をベースに計算されるので年に20万円いかないほど。

新卒の時に勤めていた幼稚園では1回で40万円貰っていたので衝撃的でした。

この額では時給に換算すると駅前のコンビニアルバイト以下…
これではとてもやってられません。

それでも、すぐに辞めてしまうと次の職探しに響いてしまうと思い、「1年は続けよう」と思い、我慢して続けることにしました…。

保育士の平均収入


内閣府や厚生労働省など公的機関の資料から、保育所の保育士さんの平均収入をご紹介します。

公立の保育所

職種公立
 常勤非常勤
施設長632,982円
推定年収:7,595,784円
主任保育士561,725円
推定年収:6,740,700円
257,531円
推定年収:3,090,372円
保育士303,113円
推定年収:3,637,356円
162,859円
推定年収:1,954,308円
保育補助者
(資格を有していない者)
148,720円
推定年収:1,784,640円
149,238円
推定年収:1,790,856円

私立の保育所

職種私立
 常勤非常勤
施設長565,895円
推定年収:6,790,740円
536,146円
推定年収:6,433,752円
主任保育士422,966円
推定年収:5,075,592円
344,103円
推定年収:4,129,236円
保育士301,823円
推定年収:3,621,876円
187,816円
推定年収:2,253,792円
保育補助者
(資格を有していない者)
223,584円
推定年収:2,683,008円
168,561円
推定年収:1,998,732円

※地域によって差があります
参考:令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果

追い込まれる日々…

転職を保留にした私に、さらなる驚きが待っていました。

働きはじめてからは、勤務時間が終わった後、書類や次の日の準備、持ち帰りの仕事が山積みだったのです。

他の職員もサービス残業があたりまえ、園長も黙認していました。

日付が回ることもしばしばあり、寝不足で次の日の業務が本当に辛かったです。

昼休憩取れないストレス

こちらの職場では昼休憩はほとんど取れませんでした。

これが結構なストレスなんです..。

11:00頃に子どもたちと昼食をたべて、13:00~14:30のお昼寝の時間、1時間半たっぷり昼休憩をとることができるのね…と思われがちですが、そうではありません。

子どもたちが活動しないお昼寝の時間は、保育士にとってとても貴重な時間になります。毎日のお帳面の記入や日誌は、子どもたちが寝ている時にまとめてしています。

また、持ち帰りや残業を少なくするため、

  • 月案
  • 週案
  • 児童票
  • 環境構成
  • 保育準備
  • 行事の準備
  • SIDS
  • 睡眠中の事故防止のための睡眠チェック

といった業務もお昼寝の時間にすることが多いです。

寝ない子もいる

全園児がお昼寝しているとは限りません。

家庭環境の違いで、なかなか寝付かない子もいます。

就学前の5歳児はお昼寝をせず活動する日もあります。

一人一人の生活リズムに合わせて過ごす0歳児は、離乳食を食べていたり、活動している子もいます。

顔アイコン

なんで寝ないのよ~イライラ..イライラー!!

いらいら中のわたしは、きっと子どもが泣くほど怖い顔になっていたと思います笑

転職のきっかけ

結婚を機に転職を考えていたところ、東京都で保育士に対する処遇改善の話を耳にしました。

給料が上がるならと求人情報サイトで東京都を調べてみると、埼玉県との差に驚きました。

処遇改善を抜きにしても、圧倒的に額が高いのです。

通勤時間が5分延びただけで給料に差があるのなら…と思い、東京都で求人を探すことにしました。

転職は仕事を辞めてから始めるべきか?辞めないで始めるべきか?

さて、転職を検討している方の多くは「現在の仕事を辞めてから転職を始めるべきか」と悩んでいるのではないでしょうか?

それぞれにメリット、デメリットがあるので、まずはそれぞれの注意点やリスクについてしっかり確認した上で、進むべき道を定めていきましょう。

トップコンサルタント森本 千賀子さんの著書の引用を掲載します。

メリット・デメリット
引用元:森本 千賀子「マンガでわかる-成功する転職」

ちなみに、管理人のおすすめは「会社を辞めてから」です。

現職の業務に支障が出ないように転職活動するのは以外に難しいのです。例えば、「来月から働いてほしい」とオファーが来ても、すぐ退職するのは現実的には難しく、断らざるを得ないケースも発生します。

職を離れていないことで、選考時点で敬遠されるケースもあります。

また、現在の業務に不備が起こらないよう配慮する必要があるなど、自由度が無い分だけ就活のハードルはそれなりに高くなるのです。

転職活動のこと

ハローワークに登録することから転職活動をスタートしました。

転職する時には、よりシビアに条件を設定しました。

  • 給与
  • 勤務地
  • 保育方針・保育内容
  • 園長の人柄

などなど「こんな職場で働きたい」というイメージに忠実に、自分の転職条件を色々設定してみました。

ハローワークだけでは不十分らしいので、ネットで評判の良い転職サイトを活用してみることに決めました。

ハローワークが基本の就活情報収集、転職サイト(転職エージェント?)の方は、もっと込み入った相談や具体的なサポートを担当してもらいました。

転職サイト登録後は担当の方と電話でやり取りができるので、自分の要求を明確に伝えてみました。

  1. お給料を増やしたい
  2. プライベートの時間を充実させたい
  3. 残業を減らしたい

今思い返してもかなりアバウトで甘い考えばかりでしたが、担当の方は親身に話を聞いてくださり、自分の思いにマッチした様々な保育園を教えて下さいました。

顔アイコン

無料で利用できるサービスとはいえ、ここまでしてくれるとは驚きです。

 

 

たくさんの求人情報をご紹介していただく中で、特にとある「社会福祉法人(保育園)」の待遇や企業方針が気に入ったため、そこへ転職することにしました。

ちなみに転職活動の期間は2ヶ月ほどだったかと思います。

転職して良かったこと

良かったこと1.お給料(年収)が増えた

働き始めてから最初に給料明細を見てとても驚きました。

以前の職場より10万円ほど多かったのです!

ボーナスも年間30万円あり、年収は前年度より100万円あがりました。

比較表です↓

月収年間ボーナス年収
転職前17万円20万円約220万円
転職後27万円30万円約350万円~

現場の状況も、基本業務時間内で終わるような仕事内容や職員体制が整っていて、持ち帰りの仕事は禁止、残業はよほどの事が無い限りはありませんでした。

帰宅時間が早くなったため、仕事終わりにスパに行ったり、友だちとご飯にいったりして、リフレッシュできました。

転職をして、給料が上がり、プライベートの時間も充実し、心に余裕がもてるようになりました。

おかげさまで、日々の保育業務も気分良く働くことができます。

ここまで良くなるのなら、以前の職場に我慢しないですぐに転職をするべきでした。

良かったこと2.残業が大きく減った

前の職場と違い、遅出と早出で業務が分担されるようになりました。

↓スケジュール↓

(開園時間7:00~19:00の保育園の場合)

時間子どもたちの活動勤務体制
6:45~早出担当出勤
7:00~園児順次登園(早朝保育)
8:30~各クラスへ移動

各クラスで活動開始

戸外・室内遊び

普通勤出勤
9:30~0~2歳児おやつ
10:00~戸外・室内遊び

行事等

遅出担当が出勤
11:00~0~2歳児 昼食開始
11:30~3歳児~5歳児 昼食開始
13:00~お昼寝

※5歳児お昼寝無しの日あり

14:30~起床
15:00~おやつ
15:30~クラスで活動

戸外・室内遊び

16:30~園児順次降園早出担当が退勤
17:30~普通勤が退勤
18:00~(延長保育)
19:00~全園児降園
19:15遅出担当が退勤

遅出だとしても、19:15分には帰宅できるようになったのは本当にありがたい!

昼休憩は、ちゃんと取れるようになりました。

よかった~!

転職することのメリット

メリット1.自分に適した職場を選べる

最後に、保育士が転職するメリットをまとめてみます。

保育士が転職する1番のメリットは、保育士経験を活かした職場選びができるということです。

私が新卒で就職先を選んだ時は、右も左も分からない状態で、就職先の園長が言っていることは全て正しく感じましたし、保育環境に疑問を持つこともありませんでした。

しかし保育士経験を積む中で、保育方針に疑問が出てきたり条件の悪さが目についてきたのです。

みなさんも、今新卒時代に戻れるなら、今と同じ職場に就職したいと思いますか?

保育経験があるからこそ、自分に合った園を冷静に選ぶことが出来るのです。

そして、冷静な目で選んだ園だからこそ、働き始めてから「こんなはずではなかった」と後悔するリスクはかなり軽減できます。

これが、保育職が転職で失敗しにくいと言われる理由の一つなのです。

2.即戦力であればキャリアアップできる

また保育士経験を活かす事で、働き方の選択肢を広げることが出来ます。

例えば新規園。

例えば、人気の高い新規オープンの園は即戦力を求めているので、未経験者は正社員登用されない場合が多いです。

「保育士経験3年以上」などの条件を出している場合が多いので、一度調べてみてください。

このように「即戦力」を求める保育施設は多く、経験があるだけで選択肢が広がるのです。

施設側から求められるということは、より良い条件で転職しやすいということです。

ちなみに。保育園不足が騒がれている社会情勢という事もあって、新規園が各地で加速度的にオープンしています。

即ち、「即戦力」を求める園はこれからも増えていくという事です。

自分の保育経験を活かして、1から保育園を作りあげていくことは、今までとはまた違った充実感が感じられるでしょう。

もし私がもう一度転職するとしたら、新規園にトライすると思います。

さいごに~これから転職される方へ~

今の職場で子育てやお給料などの悩みを抱えている方は、ぜひ転職を検討してほしいと思います。

また、保育専門の求人・転職サイトに登録するなど、使えるものは何でも使い倒す事も重要です。

ハローワークを利用するのは基本ですが、それに加えていくつかの無料サービスを組み合わせておくと、より成功率が上がります。

そして、何より「自分なら大丈夫!」という強いメンタルを持つことも超重要。

自信を持って、積極的な姿勢で転職活動に取り組みましょう。

保育の求人媒体の種類について

たくさんある求人媒体のそれぞれの特徴をざっくりとまとめてみました。

総合求人サイト
  • 転職を考えるすべての人
  • キーワード検索があるので、ある程度条件が絞られている人
転職エージェント
  • 転職の方向性に迷い、キャリアの相談に乗って欲しい人
  • 高度なキャリアがあり、非公開の求人情報を知りたい人
求人誌・求人チラシ
  • 勤務地を意識した転職活動をしたい人
転職イベント
  • 一度に、たくさんの企業研究がしたい人
  • 希望の企業を決める際、社員と直接話をして決めたい人
ハローワーク
  • 勤務地(地域)を意識した転職活動をしたい人
  • Uターンなどで、地域に密着した企業ではたらきたい人

(参考:森本 千賀子「マンガでわかる 成功する転職」)

管理人のおすすめは就職、転職エージェントです。

同業種の転職にも、他業種をチャレンジする場合にも気軽に活用でき、利用料金も無料です。

さらに、ハローワークでは出会えない「非公開求人」を取り扱っているエージェントを活用すれば、転職できる企業の幅が大きく広がります。

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