ストレスを溜めやすい保育士の特徴はこれ!解決方法は?
保育士にストレスは付き物...
保育士の仕事は、ストレスが溜まることが多いです。
今回は、ストレスを溜めやすい保育士の特徴とその解決方法をお話します。
もくじ
保育士の仕事は、ストレスが多い?
人間関係や子供に対して怒ることが結構あり、その中で「常にイライラしてしまう」ということもあるのではないでしょうか。
ベテランの保育士さんの中でも、
「いつもイライラしていて、近づきたくないな」
と思ってしまう保育士さんもいれば
「いつもニコニコしていて、イライラすることあるのかな」と思う保育士さんもいます。
この違いは、何なのでしょうか。
今回は、イライラしてしまいがちな保育士さんに
- どうしてイライラしてしまうのか
- どうやってイライラをなくすことができるのか
その解決方法を
お伝えしていきます。
ストレスには2種類の状態がある
- ストレスを「感じる」状態
- ストレスを「溜め込む」状態
上記のように、ストレスには2種類の状態があります。
「ストレスが多い」とは、どういう状況
ストレスは、日常生活の中でありとあらゆるところに、たくさんあります。
ストレスを「感じる」ということは、ごく普通のことなのです。
ですから「ストレスが多い」ということは「ストレスを溜め込んでいる」と考えた方が良いかもしれません。
ストレスは、うまく消化することが大事!
ストレスを「溜め込んでいる」という場合には、それをうまく消化しなければなりません。
- ストレスを感じた
- ストレスをうまく消化できなかった
- ストレスが溜まる
- 消化しきれなかったストレスが、溜まった状態が続く
- こうして人は、イライラした状態が続きます。
ストレスを溜め込みやすい保育士の特徴
「真面目な保育士さん」は、責任感が強く、ストレスを溜め込みやすいです。
- 子供たちに食事を食べさせないといけない!
- お昼寝させないといけない!
- 遊びに参加させないといけない!
というように、真面目な保育士さんは「~させないといけない」「~してほしい」という思いが非常に強いです。
しかし、相手は子供です。
思うようにいかないことの方が多いと思います。
思い通りにならない時に、保育士さんの期待が外れて、それがイライラやストレスに繋がってしまうということが多いです。
ストレスに繋がるのは、子供に対してだけではない!
思い通りにならない時に、期待が外れてストレスに繋がってしまうということは、子供に対してだけではありません。
同僚や先輩・保護者に対しても同じことなのです。
「こうしてほしい」という思いがあるけど、期待通りにならなかった時に、ストレスになり、ストレスを消化しきれずに溜め込んでしまうということになります。
「期待しすぎ」がストレスの原因!
人は、期待しすぎると「期待通りにならなかった時に、結果としてイラっとしてしまう」ようです。
日常生活の中で、家族や恋人に対しても期待通りにならなかった時に、イライラしてしまうことがあると思います。それと同じことが、保育の現場でも起こるのです。
ストレスを溜めない方法
期待をしすぎることが、ストレスを溜め込む原因なら
「相手に期待をしなければ良い」と思うかもしれません。
しかし、そうではないのです。
「期待をする」ことは大事なこと!
子供や相手に対して「期待をする」ことは、とても大事なことなのです。
心理学で「ピグマリオン効果」というものがあります。
これは、教育心理学における心理的行動のひとつなのですが
「先生が生徒に対して期待をしていると、生徒の成績が上がりやすい」と主張されています。
したがって、保育の現場でも「保育士さんが子供に対して期待をすることは大事なこと」なのです。
結局、どうしたらストレスなく過ごせるの
- 期待をしすぎても良くない!
- 期待をしないのも良くない!
結局、どうしたら良いのでしょうか。
解決方法としては「期待通りにならなくても、仕方がない」と考えることです!
期待通りにならなくても仕方がない!
子供は、あなたの期待通りに生きている訳ではありません。
あなたも、誰かの期待通りに生きている訳ではありません。
「期待通りにならなくても仕方がないんだ!」と、しっかりそこで線を引くことが大事なのです。
まとめ
- 相手に期待をすることは大事!
- 自分の期待通りにならなかったとしても、仕方がないと考えること!
このような、割り切った考え方が重要なポイントになります。
子供も大人と同じ!
- 眠たくないのに「眠りなさい」と言われる
- お腹が空いていない時に「これを食べようよ」と言われる
- 興味のない場所に「遊びに行こうよ」と言われる
そんな時、大人でも気分が乗らないですよね。
子供も大人と同じです。
- 子供が「給食をいらない」って言っても、それは子供が「お腹が空いていないだけ」かもしれない
- 子供が「お昼寝の時間に寝てくれなかった」としても、それは子供が「眠たくないだけ」かもしれない
子供は、保育士さんの期待に沿って動いている訳ではないのです。
しっかり線を引いて、子供には期待しつつ、期待通りにならなくても仕方がないと割り切っていきましょう。
こうしてストレスを感じることを減らしつつ、溜まったストレスをうまく解消する方法を見つけることができれば、「イライラせずに保育士の仕事がうまくいく」ということに繋がっていくのではないでしょうか。
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