保育士が職場に復帰する際に重視すべき5つのポイント
ブランクを経て復職した私から、あなたへ。
読者様から寄せられた保育の体験談記事を掲載しています。
いまから10年くらい前、出産を機に5年務めた公立保育園を退職しました。
そこからブランクを経て保育業界に戻りましたが、転職先の保育園選びに失敗してしまいました。
幸いにも元の職場に戻ることができましたが、今思えば「あの転職時にこうしておけば…」と思うことは沢山あります。
この記事では特に重要だと思うポイントをまとめてみました。
就活中の方、保育士の方はぜひご参照ください!
もくじ
10年働いた保育園を退職しました
二人目の子どもができた事がきっかけで、10数年働いた公立保育園を退職しました。
わたし
このまま育児と仕事の両立は無理かな…
すでに1人目の育児でもいっぱいいっぱいだったので、そのように思っていました。
出産で退職する保育士さんが多いイメージですが、出産を機にやめるパターンも少なくないようですね。
保育士の平均年齢などのデータが参考になります。
保育士の平均年齢
保育士全体の平均年齢は34.8歳です。(厚生労働省のデータ参照)
内訳は、20代が32.0%、30代が25.3%、40代が19.9%、50代以上が22.9%という感じ。
結婚をきっかけに退職する人も多いので、業界全体の平均と比較すると平均年齢は若いと思います。
保育業界に復帰するも、失敗してしまう
子育てが一段落した3年後、再び保育業界に復職することに決めました。
今度は「パート保育士」として、前職とは別の保育施設で半日勤務で働き始めました。
しかし、
- 以前働いていた園と保育方針が違いすぎる
- 人手不足のため休みがもらえない
- 働く保育士に余裕がない。イライラしている
など問題がでてきてしまい、結局退職することに。
保育業界への復帰に失敗してしまったのです。
保育に復職する方が重視すべき5つのポイント
職場復帰に失敗した私だから思う、職場選びの重要なポイントを4つに絞ってみました。
こちらです。
- 1ヶ月以内に就職しなくては!などと焦ってはいけない
- 情報収集はしっかり行う(転職サイトやエージェントを利用する)
- 面接前に必ず見学する
- 働いている保育士の様子を確認する(イライラしていないか、余裕があるか、などなど)
- あまりにも内定と就業までのスパンが短いところは疑う(人手不足問題が深刻な可能性があります)
特に、(3)の見学は重要で、これをしないと(4)も確認できません。
見学をすることで
そして、実際に自分の目でみて耳で聞いた情報は「生きたデータ」です。
求人情報というのは基本的に良いことしか書いていないので、実際に自分で真実を追い求めてみるジャーナリストのような態度が就活には必要なのかなと思います。
もちろん、これだけの情報を精査するのは大変。
だからこそ、時間をかけて転職活動をすすめましょう。
焦りは禁物です。
ハローワークだけでなく、エージェントなど色々な求人媒体を活用し、転職活動お進めていくのがおすすめです。
保育の求人媒体の種類について
たくさんある求人媒体のそれぞれの特徴をざっくりとまとめてみました。
総合求人サイト |
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保育の転職エージェント |
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求人誌・求人チラシ |
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転職イベント |
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ハローワーク |
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(参考:森本 千賀子「マンガでわかる 成功する転職」)
管理人のおすすめは保育の転職エージェントです。
同業種の転職にも、他業種をチャレンジする場合にも気軽に活用でき、利用料金も無料です。
さらに、ハローワークでは出会えない「非公開求人」を取り扱っている保育のエージェントを活用すれば、転職できる企業の幅が大きく広がります。
これと「総合求人サイト」を組み合わせるのもおすすめ。いずれもウェブ上で効率よく転職活動を進めることが可能なので、相性が良いです。
ちなみに、今は最初の公立保育園で働いています
ちなみに、今は結局「最初に働いていた公立保育園」に戻ってパート保育士として働いています。
別の保育園で働いて自信がなくなったので、慣れた職場に戻りたくなった..というのが正直な所。
また転職活動をするとしたら、前述のポイントを押さえて企業運営の私立幼稚園などを狙ってみたいと考えています。
以上です。
私の体験談が、これから保育業界に入る人や、保育園を探している方の参考になれば幸いです。
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