【保育士】おすすめの転職先は新規オープンの保育園!体験談

保育園のオープニングスタッフに転職した体験談

読者様から寄せられた保育の体験談記事を掲載しています。

私は福祉法人の保育園で正社員として働いていましたが、3年努めた後、新しい保育園で「オープニングスタッフ」として働くことにしました。

転職して3年経ちますが、新規の保育園で働いて本当ーに良かったなと、今でも思っています!

今回は転職前の待遇や心境も含めて、転職エピソードを書いてみたいと思います。

ぜひご参照ください!

もくじ

転職前の保育園でのこと

仕事量の多い業務内容

前職の保育園での業務内容というと、「仕事量が多く休む時間も無い職場」という一事に尽きました。

ざっと言うと次のような感じ。

  1. 早番、遅番が多い
  2. 勤務時間外で仕事をすることが当然
  3. 残業が常態化
  4. 残業代無し
  5. ボーナス無し

ブラック企業によくある特徴はだいたい持ち合わせていた会社だったのではないでしょうか?

自分の時間も持てず、大好きなカフェ巡りの時間も無くなりました。

子育てとの両立で転職を決意

「転職したい、保育園辞めたい..」

と念仏のように唱え続ける日々を送る私。

そんな中、転職のきっかけとなった決定的な出来事は「子どもの学校行事にも出席できなかった」事でした。

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このままで良いのかな?
自分はなんのために仕事をしているんだっけ?

日々の疲労と罪悪感から「このままでよいのか?」と自問自答する中で転職を決意しました。

保育の転職は仕事を辞めてから始めるべきか?辞めないで始めるべきか?

さて、転職を検討している方の多くは「現在の仕事を辞めてから転職を始めるべきか」と悩んでいるのではないでしょうか?

それぞれにメリット、デメリットがあるので、まずはそれぞれの注意点やリスクについてしっかり確認した上で、進むべき道を定めていきましょう。

メリット・デメリット

保育の転職は仕事を辞めてから始めるべきか?...というと、これはどちらも正解だと思います。

どちらにも申し分ない大きなメリットがあるのです。

私も転職の際、この2択で大いに悩みましたが、最後は自分の直感を信じて突き進めば、それが正解だと思います。

転職活動のこと

転職は初めてでしたが、利用できるものは何でも利用しようと思い、ハローワークと3つの求人サイトに登録しました。

担当の方はどちらも熱心に求人案件を探してくださったので、非常にスムーズに転職先を見つけることができました。

求人サイトは3つも登録しましたが、担当さんそれぞれに性格や得意分野が違ったため、登録しすぎたな~..という後悔はありません。

自分にその担当さんが合うかどうかは運次第ですから、選択肢は多いほうがいいと思います。

担当さんと相性が悪く上手く活用出来ない場合の保険になるわけです。


ささき
(管理人)

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管理人が転職する時に検索魔と化し情報を調べまくった日々の集大成なので、自信を持ってオススメします笑。

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新規オープンの保育園に転職しました

転職活動に取り組むこと3ヶ月。

ようやく決まった勤務先は、これからオープンするというという新築ピカピカの保育園(新規オープンの保育園)でした。

そこでオープニングスタッフとして契約社員という形で働くことになりました。

オープニングスタッフの良い点

0からのスタートでしたが、もちろん周りの保育士たちも0からのスタートです。

オープニングスタッフだからこそ体験できるワクワクや楽しさがたくさんありました。

たとえば、「どんな風に保育をするのか」「子ども達はどんな保育園だと楽しいのか」などなど、一緒に働く保育士たちといろいろな案をだしながら準備していく作業は大変でしたが、楽しかったです。

人間関係もみんな一からのスタートなので、保育歴の先輩、後輩はあっても、職員同士のしがらみが無いというのは働きやすいポイントです。

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特に、人間関係トラブルが原因で転職せざるを得なかった..
という方は、オープニングスタッフとして0から関係をスタートすると良いかもしれません。
人の輪に入っていくストレスが軽減されます。

残業が無くなり、時間に余裕ができた

待遇面でも色々な変化がありました。

まず何より、残業が一切無くなった事が嬉しかったです。

定時ぴったりに仕事を切り上げ、帰宅することができます。

前職をやめるきっかけにもなった子どものイベントには、毎年参加できるようになりました。

また、以前は正職員で働いていましたが、とにかく勤務時間外のサービス残業が多かったので、時給に換算すると今の契約社員のほうがお給料をもらっているかもと感じます。

転職後の新規保育園での年収

比較表です↓

月収雇用形態年収残業早番、遅番
転職前20万円正社員毎日ありあり
転職後18万円契約社員無し無しあり

とはいえ、まだまだ保育業界全体の年収などと比較するとまだお給料は少ないです。

保育士の平均収入


内閣府や厚生労働省など公的機関の資料から、保育所の保育士さんの平均収入をご紹介します。

公立の保育所

職種公立
 常勤非常勤
施設長632,982円
推定年収:7,595,784円
主任保育士561,725円
推定年収:6,740,700円
257,531円
推定年収:3,090,372円
保育士303,113円
推定年収:3,637,356円
162,859円
推定年収:1,954,308円
保育補助者
(資格を有していない者)
148,720円
推定年収:1,784,640円
149,238円
推定年収:1,790,856円

私立の保育所

職種私立
 常勤非常勤
施設長565,895円
推定年収:6,790,740円
536,146円
推定年収:6,433,752円
主任保育士422,966円
推定年収:5,075,592円
344,103円
推定年収:4,129,236円
保育士301,823円
推定年収:3,621,876円
187,816円
推定年収:2,253,792円
保育補助者
(資格を有していない者)
223,584円
推定年収:2,683,008円
168,561円
推定年収:1,998,732円

※地域によって差があります
参考:令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果

もっともっと収入に拘りたい、という方は転職の際にエージェントさんにその旨をハッキリ伝えておいたほうが良いでしょう。

「自分はこんな保育園で働きたい」

というハッキリした目的を持って転職活動を進めていくことは重要だと思いますよ。

さいごに~これから転職される方へ~

以前、働いていた時にはこんな働き方があるとは思いもしませんでした。

毎日仕事に追われ一生懸命働いていると、それだけで精いっぱいになってしまうからでしょう。

しかし、働いていく中で年月が経つと自分の状況や考えは変わります。

同じ保育士として働くにしても、いろいろな施設があり、仕事も多様だという事をお忘れなく。

今の職場より、もっと充実して働ける形態や職場はきっとあります。

もし、今の職場に不満があるのなら、ハローワークや転職エージェントに登録してみるのも良いかもしれません。

私は自分の変化に合わせて職場を変えることができて、本当に良かったと思っています。